スポーツコミューター・スマート

第7回 時間と戦いつつ、とりあえず6輪化終了!

アフターファイブイヤーズ・ミーティングの出展に向けて、スマートのカスタムもいよいよ佳境に突入! 前回お伝えしたように、ボクのスマートは、6輪の、しかも高性能なインホイールモーターをセットしたハイブリッド・コミュニティカーに生まれ変わることになったんだ。今回はそのモーターが手元に届いたので、まずはそちらの紹介から。

これがインホイールモーターだ!R/L一組でナント98ps!!

上の写真がそのインホイールモーターなんだけど、これはモーター自身がアップライト(ハブキャリアー)を兼ねるように設計されていて、必要な部分にピボットが付いている優れもの。このピボットを利用してサスペンションを付けたり、あるいはステアリングを接続したりと、色々な使い方ができるようになっているんだ。つまりこの部分を工夫してサスペンションとの連結を考えればいいようになっているというわけ。そして、その出力取り出し部分には、ドラムブレーキが装備されている。これが、単純計算すると2機で98馬力を発生するというんだから、すごいでしょ? これが装着されて、実際にスイッチひとつで切り替わるハイブリッドカーができると思うと、今から完成が楽しみ。さぞかし面白くなるだろうなァ。

ホイールスペーサーをモーターに似せたダミーをアルミブロックから削り出しで製作。   ダミーをセット。よく見ないと分からないのに懲りすぎたかな〜。

ただね。そうは言っても、これを本当に稼動させるようにするためには時間がない……。とても10月に開催されるイベントには間に合わないんだ。そこで今回のイベント出展時には、この部分はダミーで行くことにした。ダミーといっても、ただドラムブレーキをシルバーにペイントしてごまかすようなことはしないよ。ちゃ〜んとモーターがホイール内に収まっているように見せるため、モーター風のホイール・スペーサーをアルミ削りだしで製作したんだ。写真を見てもらえばわかると思うけど、なかなかのデキでしょ? 見えなくなっちゃうのが悔しいくらい。

というわけで、6輪化をするために急遽リア・サスペンションも新設し、車体側のカスタムをひとまず完成させ、いよいよボディ側の造形に突入だ。ちなみにリア・サスペンションの詳細は極秘! なーんちゃって、ダミーモーターをセットした写真を見ると、わかる人にはすぐにバレちゃうんだけどね。まあ実際にモーターを取り付ける場合でも、ドライブシャフトは存在しないから、どんな形式のサスペンションを装着するにせよ、簡略なもので済んでしまうんだけどね。


クレイモデルを製作するための下地作り。ボディーから後で外せるように下処理をしてベニヤ板で面を作り、FRPを貼り付 けてベースが完成。

その上に発泡スチロールを接着して大まかな面の検討をしながら削りだす。発泡スチロールはノコギリやカッターなどで簡単に削れる。この上にインダストリアルクレー(デザイン用の粘土)を盛るので一回り小さく造形するのだ。

さて、いよいよボディ編だよ。最初に行うのは、クレイモデルを作るための下地作り。なぜこの下地が必要かというと、これがないと粘土の量がもの凄く多くなっちゃうからなんだよね。まずはボディにベニア板をテープで仮止めし、そこにFRPを張り込み(ドアからリアにかけては、離形処理をした上からファイバーを張り込んである)、その上に発泡スチロールのブロックを貼り、これを切ったり削ったりして、イメージスケッチの形に近づけていくんだ。つまり発泡スチロールを芯にするというワケだ。ちなみに純正のリア部分は、いわゆるガラス・ゲートだけど、これはちゃんとリア・ハッチとして使えるようにして、きちんと開閉させるからね。

スケッチに描いたデザインに随分近づいてきたでしょ?完成イメージが見えつつあるよね!

ここまでくると、かなり全体的な格好が見えてきたでしょ。これにクレイを盛っていき、さらに抑揚が付けばもっと立体的になってくる。そこまで行けばもうあとひと息。あとひと息なんだけど、イベント開催日も間近に迫っているというのも、逃げられない事実なんだよね。大変だ。さぁガンバロウ!!


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