スポーツコミューター・スマート

ホットロッド・セレナの完成から、しばしご無沙汰していたゆらたく工房に、新プロジェクトが登場! セレナの次に店長から見初められた彼女は、ちーいさくてぽっちゃりとした巷でウワサのあの子! さて、店長の手にかかるとどんな風に変身するのか・・・今後の展開をお楽しみに〜。

第1回 “18歳の由良拓也”と“50歳の由良拓也”。夢の近未来的コラボレート企画、発進!

旧いフィアット・アバルトが軽快に現代の街なかを駈け抜けていくのを見ると、すっごく小さくてとっても元気、超いいっスね! 昔から好きなクルマの1台だけど、これは、シティ・コミューターならぬスポーツ・コミューターのハシリとでもいっていいのかな。小さなパーソナルユースのスポーティカーは、小さくて便利で走る楽しみもある、とっても楽しい乗り物だと思うヨ。

18才のボクが描いたシティ・コミューター。これを現代に蘇らせようというわけ。

さて、昨年、原稿を書くのに必要な資料を探していたとき、林みのるサンちの屋根裏部屋で夢を描いていた時代のスケッチブックが見つけてねぇ。『レースうんちく話』第2話でも紹介した、シティ・コミューターのイラストがあったんですよ。この、小さくてかわいい二人乗りのクルマの絵を書いてからすでに30年以上。ベテランのデザイナーとなったボクの目で、改めてこの絵を見直すと、素人くさくて決して現実的とはいいきれない。でもネ、時代を経ても新鮮なほど近未来的なデザイン……なんて思いながらじっくりと見直すと、当時の気持ちがむくむくと蘇ってきたんだネ。 どーにもこーにも、こんなクルマを作ったらおもしろいんじゃないだろうか、いや、あれからずいぶんと成長したボクが作ったら、どんな風に作ればいいんだろう!? こうなるとボクの病気はおさまるところを知らないから、次から次へとアイデアが湧いてくるというわけです。

試乗でスマートという素材に出会ったことが、今回の企画に繋がったんだ。

ちょうどタイミングよく、雑誌の取材でスマートを小一時間ほど乗るチャンスがあったんです。なんてったってカワイイし、第一印象は悪くない。乗ってみると、街乗りはらくちんだし、高速は思いのほかスポーティ。あ、これはボクが昔夢見た、スポーツ・コミューターに近い乗り物だっ! うん、このクルマをベースにしたら、30年来の夢を形にできる! それだけじゃない、もう少しだけ未来を見るような、近未来を予感させるクルマを作ることだってできる!!!

そして、ファースト・インプレッションだけで描き上げたのが、このイメージ・スケッチ。はじめにベース車ありきだから、デザインにはある程度の制約がでてくるし、30年前とはボクの嗜好も違っているよ。だから、スタイリング的には30年前と違うけれど、スポーツ・コミューターというコンセプトはなんら変わりません。

 
2種類描いてみたけど、どっちのイメージに近くなっていくのかはこれからのお楽しみ。

もちろん、このデザインはあくまでもイメージなので、実際に製作するとなると、クルマをバラしてから、様々な角度から検証しなきゃいけないんだけどネ。これから、じっくりとスマートと向き合って、デザインを煮詰め直す必要がありそうだなぁ……。ほかにも、やりたいことがいっぱい浮かんでくるし。膳は急げと、試乗記のコーナーで紹介したように、広報車をお借りするだけでは満足できず、実際に購入もしてしまいました。

というワケで、今度のゆらたく工房のデモカーは、スマートに決定! “18歳の由良拓也”と“50歳の由良拓也”、時代を超えた近未来的コラボレート企画を、ホームページを通じて発信します。今回もみんなの期待を裏切らないクルマを作っちゃうからネ!


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