11月中に新バージョンがリリースされる予定です。
ムーンクラフトで使用している「株式会社ソフトウェアクレイドル」のCFD、「SCRYU/Tetra」の新バージョンがリリースされる予定です。
※CFDとは、コンピューター上で流体(液体や気体、プラズマなど)が計測対象物にどのような影響を与えるかをシミュレーションするソフトウェア。※
主にムーンクラフトでは、風洞実験を行う前に検討候補となっている空力パーツのダウンフォースやドラッグ等を、CFDを用いて解析し、風洞実験に投入するかどうかを選別します。
また風洞実験では計測の難しい細かいものや、小さい物を解析する際にも使用しています。
実際にウィングの解析を行っている画像。このように空気による圧力がどこでどのように作用しているのかを分かるように色分けされています。
主な新機能
「SCRYU/Tetra」では今まで三角形及び四角形によるメッシュ切りでしたが、新バージョンではそれ以上の多角形状でのメッシュ作成が可能となり、解析時間の短縮や精度向上がみこまれます。