先日、FORMULA-Eの現地取材で香港に行ってきました。
今回はその時の模様を振り返っていきますね。
出発の羽田空港のロビー。
さっそく大坂なおみ選手と共にFORMULA-Eとブエミ選手が!
到着した香港国際空港も盛り上がってます!
香港入りした金曜日は、予報通りあいにくの雨。
まだ準備中のプレスルームには誰もいません。
ピットでは、週末のレースに向けた作業が既に進んでいます。
セーフティーカーのBMW i8や、i3もスタンバイです。
ホテルへの帰り道。
コース沿いのアップルストアより撮影。
ここはコースの2コーナー予定箇所。
金曜日は、まだ一般車両が通行しています。
翌日の土曜日。
この日は、コース近くのホテルにて、ZFのテクニカルワークショップに参加します。
今回一緒にワークショップに参加した高橋ジローさんは、ZFサポートのヴェンチュリチームのマッサ選手とモルタラ選手にインタビュー中です。
レース日の日曜日。
あいにくの天気が続きますが、FORMULA-E香港、盛り上がって来ました。
ワンデーレースのFORMULA-Eは朝7時半からフリー走行がスタート。
フリー走行の合間に、マシンの取材。
今季のFORMULA-Eマシンの特徴的な太いフロントノーズは、計4つのカーボンパーツから構成されているようですね。
位置出し用の穴跡や接着剤が見て取れます。
今回の香港はFORMULA-E節目の開催通算50戦目のレース。
50レース記念のマークがマシン各所に入っています。
セーフティーカーのBMW i8のボンネットにも。
こちらはVIP用ラウンジの「Eモーションクラブ」。
ゆらじろ散歩in香港
デカイテントの中はなんと⁈#fejp pic.twitter.com/znL4rIEG1X— J SPORTS モータースポーツ (@jsports_motor) March 10, 2019
(動画:Twitter – J SPORTSモータースポーツ🔗)
ゆらじろ散歩
Eビレッジってイイね!#fejp pic.twitter.com/JiX31VFkx4— J SPORTS モータースポーツ (@jsports_motor) March 10, 2019
(動画:Twitter – J SPORTSモータースポーツ🔗)
BMWブース、力入ってますね!
もちろん、i8、i3も揃って展示中。
EVのコンセプトカー「vusion dynamics」の展示です。
面のクオリティーの高いデザインで好感が持てますがBMWのアイデンティティー、キッドニーグリルを同色に塗りつぶしていますが、これはちょっと↓ですねぇ、間延びして見えます。
こちらはフォーミュラEのシミュレーターゲーム。
このシートいいなぁ。
プレスルームもピットエリアも賑やかになってきました。
レース前には開催50レースを記念した巨大なチーズケーキがプレスルームに届きました。
午後4時、決勝レースがスタート。
非常に狭い香港の市街地コースで、赤旗中断、セーフティーカーも3度出動する激しいレース展開。
その中、レースは99%アンドレ(ロッテラー選手)のものでしたが、終盤2位のバード選手に接触され、タイヤがパンクし後退。
接触の件はすぐに審議の対象となりますが、裁定はレース直後には出ず。
ひとまず優勝は接触したバード選手が優勝、ZFサポートのヴェンチュリチームのモルタラ選手が2位となりました。
レース後、
あまり見たことのない不思議な傷み方をしているマシンのフロントノーズを発見。
低いフロントノーズが前車のリアディフューザーフィンに当たって裂けたようですが・・・
こちらがリアディフューザー。
どうやらこのディフューザーの縦のフィン、これがとても丈夫で、追突するとまるで包丁のように後続車のノーズをカットします(汗)。
そして・・・日付が翌日に変わったころ・・・
バード選手に、アンドレ(ロッテラー選手)との接触の件でペナルティが下り、6位へ降格。
正式結果はヴェンチュリチームのモルタラ選手が繰上りでの優勝へ変更になりました
FORMULA-Eでは審議に入って後からリザルトが変わることが多いんですが、これはなんとかしてもらいたいですね。表彰式で優勝したポディウムのバード選手の表情も今一つ冴えないものでした。
今回の香港でのコースレイアウトや道幅、路面のコンディションをみると、「ここでレースができるなら、FORMULA-Eは世界中のどこでもレースできるね♬」とあらためて思いました。
次戦のフォーミュラE第7戦は、SUPER GT開幕戦のため欠席となりますが、
SUPER GT開幕戦と合わせてフォーミュラEも是非J SPORTSでチェックしてください。
次回フォーミュラE解説担当は、4月27日の土曜日の第8戦 フランス・パリ。
J SPORTSで解説を担当しますので、是非ご覧ください。
詳細情報については、下記のJ SPORTS公式WEBサイト内、フォーミュラEのページをご覧ください。
J SPORTS公式WEBサイト – フォーミュラE