1976年F1世界選手権イン・ジャパン

今回のムーンクラフトスタッフブログは、製造部 Y が担当します。
 
このコロナ禍いかがお過ごしでしょうか。
私もコロナ禍に加えて梅雨時の長雨、明けての猛暑で出掛ける事もままならず、
お家時間が増えております・・・
 
そんな中「Amazon Prime Video」で1977年公開の映画「サーキットの狼」を発見!
映画公開時に劇場で観て以来なので実に43年ぶりの視聴となりました!
内容で覚えていたのは劇中のレースシーンに鈴鹿サーキットにスーパーカーを集めて撮影された映像が使われていた事。
オープニングの子門正人の主題歌くらいです。
 
 
今回観てビックリしたのは映画の冒頭部分で「1976年F1世界選手権イン・ジャパン」の映像が、かなりガッツリ導入されていた事です。
主人公が富士のスタンドでアイスクリームを売りながら観戦している場面で、ダイジェストですがスタートからゴールシーンまで収められてました。
この76年の富士F1の映像は元々テレビでリアルタイムで放送されていた様ですが、このテレビ放送は未視聴でした。
私は当時盛んに行われていた「スーパーカーショー」のブースで繰り返し流れていたビデオでこの映像を観ました。
「スーパーカー小僧」だった当時はレースと言えばポルシェのGr5カーなどが活躍しているスポーツカーレースで、F1は別世界の話と思ってました。
何も前知識も無く観たこの富士のF1レースで日本製のF1マシンが走り、日本人の星野一義選手が「別世界」のレーサーの中、3位まで順位を上げていく場面に見入ってしまいました。
以降、レース雑誌を読みあさり翌年の77年富士F1はテレビの前で観戦し、鈴鹿サーキットにF2レース観戦に出掛ける様になってしまいました。
 
この76年の富士F1の映像が、現在の仕事に就くきっかけになったことは間違い無く、そのレースで走っていたコジマKE007やティレル007改などのボディカウルを手掛けたムーンクラフトに在籍しているのも考え深い物があります。
時代を感じさせる内容も含め、このコロナ禍にちょっとノスタルジーに浸らせてくれる映画でした。

写真:コジマ KE007

 
 
 
 

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