2016 SUPER GT Round 7 THAILAND
少し時間は経ってしまいましたが、先週末SUPER GT第7戦がタイのブリーラム、チャン・インターナショナル・サーキットにて開催されました。
<予選日>
8日午前の公式練習セッション。
前夜の雨で路面にはややウエットパッチが残る中、セッションスタート。
まずは加藤選手がステアリングを握り、コースイン。
セッション序盤からEVORAはトップタイムを記録。
タイミングモニターのトップに名前が位置します。
セッション序盤に記録したこのタイムは公式練習セッションの大半の時間でトップを維持。
最終的にはGT300クラス専有走行時間帯で逆転はされたものの、それでも公式練習セッションでは2番手タイムでした。
ちなみに、セッティングは持ち込みセットが的中。
セッティング変更無しで記録したタイムだったとのことです。
ところが加藤選手の走行終了の際、電圧の低下が発生。
急遽セッション中にオルタネーターの交換作業が行われます。
今年のアップデートでオルタネーター周辺の作業性が大きく向上したため、再度走行可能な時間を残し、セッション中に交換作業は終了します。
(画像:Cars Tokai Dream28さんのFacebookより)
(画像:Cars Tokai Dream28さんのFacebookより)
そして高橋選手に交代して再びコースイン。
その直後、EVORAは他車と接触してスピン。
フロントサスペンションにダメージを負ってしまいます。
不幸なことにスペアパーツをタイへ持ち込んでおらず、また同じマザーシャーシの86とはジオメトリー、取り付け部分を変更しているため他のチームから部品を借りることもできず、決勝も含めた以降のセッションの走行を見送ることとなりました。
(画像:Cars Tokai Dream28さんのFacebookより)
多くの方に協力してもらい、修復して挑んだタイだったものの、レースをすることなく終了してしまったのはとても残念でした。
(画像:LCI LimitedさんのFacebookより)
次戦は11月11~13日、もてぎでの2連戦です。
開幕時点では2016年の最終戦の一戦としてでしたが、
第3戦オートポリスの代替えレースと合わせての今年は2連戦。
大会名称にもあるように熊本地震復興支援大会として開催されます。
久しぶりの3日間のSUPER GTレースウィークエンドです。
現在発表になっている暫定のタイムスケジュールによると、
金曜日にフリー走行を2セッション
土曜日、日曜日はそれぞれの予選・決勝を行う予定。
予選セッションは朝、決勝レースは午後と、11月のもてぎでこの時間の気象条件の差。
タイヤ等に大きな影響を与えるのではないでしょうか。
また予定されている予選セッション時間も短いので、予選方式ももしかしたら通常とは異なる可能性もあるのかもしれませんね。
(※暫定のタイムスケジュールはこちらをご覧ください。)
またスプリントレース等での2連戦ではなく、両レースとも53ラップ・250kmのレースです。
マシンの消耗やダメージもいつも以上に気になるところ。
レース中、思わぬところで予想外な事態も・・・あるかもしれませんね。
いつもとは異なるもてぎでの2連戦。
2016年のSUPER GTは、どのような結末を迎えるのか。
目が離せませんね!!
(画像:Cars Tokai Dream28さんのFacebookより)
そのSUPER GT 第3戦・第8戦 もてぎ。
詳細情報は、下記のSUPER GT公式Webサイト、そしてツインリンクもてぎ公式Webサイトのページをご覧ください。
SUPER GT公式Webサイト
ツインリンクもてぎ公式Webサイト