現場スタッフからの、SUPER GT 鈴鹿1000㎞ 予選日レポートです!
SUPER GT 第6戦が鈴鹿サーキットにて今週末行われています。
昨日は予選日でした。
ムーンクラフトがある御殿場は、土曜のお昼前から大雨。夜まで雨が降り続いていました。
出勤していた社員も皆鈴鹿の天候を心配していました。
その土曜日の鈴鹿サーキット。
天気は午前の公式練習走行前に若干の雨がきます。レースコントロールからも『WET宣言』が出されました。
しかし、路面はほぼドライのまま公式練習走行は進んでいき、EVORAもドライ用のスリックタイヤのみの使用でセッションは終了。
練習走行後は天候も回復して、御殿場とは異なり鈴鹿は夕方まで良い天気だったそうです。
練習走行でのマシンセット変更はほとんどなく、それぞれのドライバーがマシンバランスの確認が主になりました。
加藤選手の走行で、1’58.603のトップタイムを記録。
公式練習走行で唯一の58秒台でした。
サーキットサファリの時間帯ではピットワークシミュレーションとドライバー交代の練習をしながら主に高橋選手が走行をしました。
そして午後の予選。
予選Q1は牧野選手が担当。
残り10分を切ったところでピットアウトして、アタックに入っていきます。
4周目に渾身の走りで、1’57.811を記録。
コースレコードでトップタイム。
従来のGT300レコードは昨年加藤選手が予選Q2で記録した1’58.248。
そのレコードを更新する素晴らしいラップで、2位と1.1秒の差をつけてのトップタイムのQ1突破となりました。
(画像:Cars Tokai Dream28さんのFacebookより)
予選Q2は加藤選手が登場。
加藤選手が予選Q2で走行するのは今シーズン初です。
シケインでちょっとミスがあったようで、タイムは1’58.127。
結果として予選3番手に留まります。
ポールポジションを期待していただけにちょっと悔しい予選結果だったかもしれません。
しかしそれでもセカンドローの3番手は今シーズンベストの予選結果。
決勝レースへ向けては十分期待できるスタート位置ではないでしょうか。
決勝に向けてはリアのスタビリティを上げる方向のセット変更を施しました。
昨日の時点で現場スタッフの得ていた情報では、決勝は曇りの予報でした。
しかし本日の日曜朝、すでに鈴鹿は雨が降っているそうです。
(画像:Cars Tokai Dream28さんのFacebookより)
レーススタート一時間前の天気予報は以下の通り。
(情報:Weather Undergroundより)
レース時間が6時間を超える鈴鹿1000㎞。
周りを含めトラブルに巻き込まれず、そして不確定要素の天候を味方につけたいところ。
ドライバー、そしてチームには難しいジャッジメントが要求されるレースになるかもしれませんね!
昨年は非常に悔しいレースとなってしまった鈴鹿1000km。
昨年のポールポジション程ではないですが、今年も上位スタートの3番手。
チャンスは十分あると思います。
昨年、事実上途絶えてしまった上位争い。
今年は最後までなんとか食らいついていってほしいです!
レーススタートはお昼の0時30分です!
決勝レースの模様は、由良がテレビ中継の解説を務めますSUPER GT 第6戦 鈴鹿1000㎞はJ-SPORTSさんで28日、正午0時から生中継されます。
放送の詳細情報については、J SPORTS公式WEBサイトのページをご覧ください。
J SPORTS公式WEBサイト
鈴鹿1000kmレースはチームやドライバーはもちろん、放送スタッフチームにとっても長丁場のレース。
長時間になりますが、由良社長含め放送スタッフチームの皆さんも頑張ってください!