SUPER GT 第5戦 富士

現場スタッフからの、SUPER GT 富士でのEVORAレポートです!

13907095_1172783316117760_3006140996786527080_n(画像:Cars Tokai Dream28さんのFacebookより)

 

8月6、7日に行われたSUPER GT 第5戦 富士スピードウェイでのレースですが、既報の通り、決勝レース中にサスペンショントラブルが発生し、リタイアとなってしましました。たくさんの声援をいただいていただけに、結果を残すことができず残念でなりません。
13932775_1099289506831137_9101523652743193018_n(画像:LCI LimitedさんのFacebookより)

 
今回のレースEVORAは「’16富士仕様」の完成形となるエアロパッケージで臨みました。5月の富士スピードウェイでのレースでは昨年と同じエアロパッケージで臨んだものの、シャーシやタイヤとのマッチングのため、富士仕様のデバイスをほとんど取り去った「ハイダウンフォース仕様」に近い状態でレースを戦っただけに、「’16年富士仕様」に大きな期待をしていました。
P1020152
2015年の富士仕様と2016年の富士仕様との違いは、
・フロントフェンダー後部形状
・フロントタイヤハウス後部形状
・サイドステップ形状
以上の3点です。富士仕様の特徴である、フリックボックス、リアフェンダーカバーの追加と、リアウィングの変更はこれまで通りのものを使用しました。
P1010611 160806 am (8) 13880347_1171739842888774_605491249056935354_n(画像:Cars Tokai Dream28さんのFacebookより)

 
さて、’16年富士仕様の効果やいかに…

 
レースウィーク中の結果ですが、トップスピードは5月と比べると約3km/h低下しています。これは気温上昇によるエンジンパワーの低下のために仕方ないことで、どの車両もトップスピードは落ちています。
最高速の絶対値は落ちていますがGT300でトップスピードを記録した車両との差に注目してみると、5月では10km/hほど差があったものが今回のレースでは2~3km/hの差にまで近づくことができました。車両個々の気温による影響や、スリップストリームの使い方で異なるかもしれませんが、差が縮まったことには間違いありません。

コーナリングスピードがには自信のあるEVORAにストレートスピードの速さが上乗せされ、期待されていただけにトラブルが生じてしまったことに悔しさしか残りません。
13906872_1099205603506194_5625864947885851028_n(画像:LCI LimitedさんのFacebookより)

 
次戦は8月27、28日 鈴鹿サーキットでのSUPER GT 第6戦 インターナショナル SUZUKA 1000kmです。
真夏のSUPER GT 3連戦を締めくくるレース。
SUPER GTファンはもちろんですが、学生のみなさま、そしてお子様方の夏休みの思い出に是非サーキットでレース観戦はいかがでしょうか
詳細情報は、下記のSUPER GT公式Webサイト、そして鈴鹿サーキット公式Webサイトのページをご覧ください。
SUPER GT公式Webサイト
鈴鹿サーキット公式Webサイト

 

昨年はポールポジションを獲得した鈴鹿サーキットはEVORAにとって比較的得意なコースとなります。
レース距離は通常の2倍~3倍となるので、しっかり走り切れるよう、万全の準備をして臨みます。

 

そしていよいよ注目の若い第三ドライバーも登場します!
SUPER GT 第6戦 鈴鹿1000kmでの応援、よろしくお願いします。

WT1_7079(画像:LCI LimitedさんのFacebookより)

WT2_7566(画像:LCI LimitedさんのFacebookより)

WT2_7620(画像:LCI LimitedさんのFacebookより)

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