話は一ヵ月以上前に遡りますが、8月27・28日、SUPER GT 第6戦 鈴鹿1000kmが開催されました。
(画像:Cars Tokai Dream28さんのFacebookより)
(画像:LCI LimitedさんのFacebookより)
鈴鹿での決勝レースは難しいコンディションの中クラッシュ。
既報の通り、残念ながらリタイアとなってしまいました。
鈴鹿の決勝日が8月28日。
車両がムーンクラフトへ戻り降ろされたのが翌日の8月29日。
そこから10月8・9日に開催される第7戦タイへ向けての修復作業となりました。
既にこの時点で、次戦第7戦のための船便輸送の積み込みのリミットは9月14日。
まずはこの短期間でEVORAが修復可能かが話し合われました。
この話し合い時、EVORAは次戦に間に合うのかが本当に不明な状態でした。
しかしその後のスタッフの迅速な対応と、各パーツ製作依頼をお願いしている会社さんの協力もあり、車両修復のパーツ製作の目処が立ち、次戦のタイ戦に参戦できることとなりました。
とはいえ、9月14日の船便輸送の積み込みには車両の修復は間に合わず、船便輸送は備品や機材のみ。
車両に関しては空輸にてタイへと向かうことになります。
9月26日に車両の積み込み、翌9月27日に成田空港へとEVORAは運ばれていきました。
しかしこの時点でも車両に関してはすべてのパーツはそろっていたわけではありませんでした。
数点ですが、スタッフがハンドキャリーにて持ち込まれるパーツもあります。
(ちなみにこちらはハンドキャリーにて持ち込まれるパーツの一つ。マシン底に付くスキッドプレートのスペーサーです。)
現地木曜日からスタッフはサーキット入りしますが、そこでもまだ作業は残されています。
またEVORAの車両に関しても、今回のカウル等は2015年のエアロパッケージ仕様。
合わせて今シーズン用のギアボックスも破損してしまったため、こちらも昨年使用していたものを今回の第7戦タイでは使用します。
まだ作業が残されてはいますが、なんとか第7戦をEVORAと共に迎えられそうで何よりです。
短期間でパーツ製作をして頂いたみなさま、本当にありがとうございました。
スタッフは明日5日水曜、午前中の便でタイへ向けて出発します。
約6時間半のフライト後、現地のハイエース(スタッフ曰く、タイエース?)にて今度は陸路でサーキット近くのホテルへ移動。
陸路の移動が約7時間ほどかかるそうで、ホテルの到着は現地時間では日付が変わってしまうほど。
台風の接近で日本の天候も気になりますが、明日の移動はスタッフにとってハードなものとなりそうです。
ちなみにレース以外の注目点では、やはりタイならではのお食事でしょうか。
その際の水はもちろん注意して頂きたいのですが、忘れがちなのが氷。
水道水で作っている可能性大です。
日本でのレースと違い、レース以外でも気を付ける点が多そうですね。
スタッフ含め体調に気を付けて、シリーズ唯一の海外戦、良いレースを期待したいです。
今週末行われます、SUPER GT第7戦・タイ。
詳細情報は、下記のSUPER GT公式Webサイトのページをご覧ください。
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