SUPER GT 2017シーズン前に予定されている2回の公式テスト。
その1回目が岡山国際サーキットにて今週末行われています。
昨日の初日は午前9時50分からセッションスタート。
14時からの午後のセッションと合わせ2セッション、計4時間で行われました。
サーキット上空、午前はやや晴れたものの午後は曇ってしまったため気温は一日を通じて12℃程度までしか上がらず。
よって路面温度も低かったのですが、それでも雨の心配はなく、終日ドライタイヤでの走行を行うことが出来ました。
途中赤旗でセッション中断が何度かありましたが、SGT LOTUS EVORAはドライバー2人で初日トータル110周を記録。
高橋選手が56周、加藤選手が54周走行しました。
チームとして順調に周回を重ねられたことはもちろんですが、高橋選手が岡山国際サーキットでの自身のベストタイムを約1秒更新。
これは大いに意味のあるものだったと思います。
2日目の本日もさらなるタイムの向上を目指し取り組んでいきます。
テスト初日の順位は午前がGT300クラス18位、午後は11位。
全チームが揃ってのテストとはいえ、各マシンの状態もテストメニューも様々。
順位は出てはいますが、正直どこまで意味のあるものかは現時点ではわかりかねるところです。
そして今回からカラーリングが一新、ガンメタリックがベースカラーとなったSGT LOTUS EVORA。
この岡山での公式テストには2017シーズン用のアップデートパーツを数点持ち込んでおり、初日に比較テストを実施しました。
特にフロントフードは水曜日に完成したばかりの出来立てホヤホヤ。
今回はカラーリングなしのカーボン地のまま持ち込まれています。
空力的な優位性と風洞実験の正確性が確認でき、初日から非常に有意義なテストとなりました。
(画像:Cars Tokai Dream28さんのFacebookより)
本日19日の天候は下記の通り。
(情報:Weather Underground)
天気も良いうえに気温も昨日より高く18℃くらいまで上がる予報。
当然路面温度も昨日より上がることが予想され、日曜日はまた昨日とは違ったコンディションになりそうです。
また昨年12月から行われていた再舗装作業を終えたばかりの岡山国際サーキット。
新しい路面が気温の上昇と共にどのようにタイヤに影響を及ぼすのか。
再舗装後の走行が今回が初となるSGT LOTUS EVORAにとっては開幕戦へ向け貴重な一日となるのではないでしょうか。
岡山公式テスト2日目、走行セッションは下記の通りになっています。
午前:9時10分~11時10分
午後:13時45分~15時45分
サーキットを訪れるお客様にとっても暖かくなる本日はSUPER GT観戦日和となるのではないでしょうか。
今回のSUPER GT公式テストの詳細情報は、下記画像より岡山国際サーキット公式WEBサイト 『ファン感謝デー&SUPER GT 2017公式テスト』のページをご覧ください。