2018 SUPER GT 公式テスト 富士

2018年の開幕戦前最後のテストとなるSUPER GT公式テストが3月24日・25日の週末、富士スピードウェイで開催されました。
 
昨年の開幕前富士テストは気温が非常に低く、さらに雪の影響で2日目は中止に。
今年もテストの週末前の3月21日、ムーンクラフトのある御殿場含め雪が降りました。
今年もかと心配されましたが、その後は気温も上がり雪も溶け、無事にテストの週末を迎えました。

3月24日(土):テスト1日目

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:10~12℃ 路面温度:17~28℃

 
SESSION1 : 10:00~12:00 (120min)
 
Dr.加藤 22Laps Best time:1’37.661 (5位)
Dr.高橋 24Laps Best time:1’41.212
 
持ち込みセットのバランスは悪くなく、午前の走り始めから比較的に良いタイムを記録。
ややオーバーステアが見られたため、セット変更も実施、良い方向へ改善が見られました。
昨年8月の富士レースから導入した富士用エアロセットの効果もあり、トップスピードはマザーシャーシ勢の中で最高速を記録。
また今回のテストに持ち込んだ新しいパーツの比較テストも合わせて行いました。


 
SESSION2 : 14:00~16:10 (130min)
 
Dr.加藤 29Laps Best time:1’37.585 (12位)
Dr.高橋 20Laps Best time:1’40.061
 
初日午後はタイヤテストを主なメニューとしたセッション。
路面温度が低いこともあり、どのセットもタイヤが温まりにくい傾向となりました。
さらに赤旗による中断が3回あり、予定よりも走行時間・周回数が減ってしまうセッションとなりました。

3月25日(日):テスト2日目

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:11~16℃ 路面温度:17~31℃

 
SESSION3 : 9:00~11:15 (135min) SC訓練含む
 
Dr.加藤 18Laps Best time:1’37.669 (11位)
Dr.高橋 33Laps Best time:1’39.781
 
前日の夜、フロントブレーキキャリパーを新型の物への交換。
 
セッション前のSC訓練は高橋選手が担当し、午前のセッションがスタート。
SC訓練終了後に加藤選手に交代、フロントを中心としたセットアップを行い、
同時に決勝レースを想定したタイヤテストも行いました。
 
高橋選手はセッション後半に走行、1分39秒台のタイムを記録します。

 
SESSION4 :13:30~15:55 (145min) スタート練習含む
 
Dr.加藤 24Laps Best time:1’36.934 (2位)
Dr.高橋 26Laps Best time:1’40.598
 
セッション前のスタート練習は高橋選手が担当。
午後のセッションがスタートします。
午前のセッションに続き、決勝レースを想定したタイヤテストを実施しました。


 
 
今回の富士テストは、初日総合12番手、2日目は総合3番手で終了。
2日間のテストで大きなトラブルは発生せず、予定していたテスト項目はすべて消化。
また今回持ち込んだアップデートパーツの比較テストも実施、狙い通りの効果が確認できました。
 
岡山、そして富士での公式テストを良い流れで終え、いよいよ2018年の開幕戦を迎えます。
例年あまり良いところがみせれていない開幕戦の岡山ですが、今年は少しでも良い週末になってほしいですね!

※写真は、2017 SUPER GT 開幕戦・岡山。
 
 
今週末開催の2018 SUPER GT 開幕戦・岡山国際サーキット、詳細情報は下記のSUPER GT公式Webサイト、そして岡山国際サーキット公式Webサイトのページをご覧ください。

SUPER GT公式Webサイト
岡山国際サーキット公式Webサイト

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