2017 SUPER GT Round 6
SUPER GT 第6戦・第46回 インターナショナル 鈴鹿1000kmの週末が始まりました。
昨日の予選日朝は雨からのスタート。
写真のようにピットレーンに川ができるぐらい、なかなかの雨量でした。
9時20分からの公式練習セッションが始まる前に雨は止んだものの、路面はまだまだウェット。
そのようなコンディションの中、公式練習セッション開始の時刻となります。
他のマシン同様、SGT LOTUS EVORAもレインタイヤを装着。
加藤選手がステアリングを握り、SGT LOTUS EVORAコースインします。
出走台数が多いSUPER GT。
多くのマシンが一斉に走り出すと、急速に路面が乾き出します。
セッション開始から30分も経たない9時45分頃、多くのマシンがドライタイヤを履いての走行へ切り替え始めます。
このタイミングでSGT LOTUS EVORAもタイヤ交換を実施。
ドライ用のスリックタイヤへ履き替えます。
ここからは加藤選手→高橋選手→濱口選手の順でドライコンディションでの走行を行います。
SGT LOTUS EVORAは持ち込みのイニシャルセッティングが合っており、マシンのセッティング変更は基本的に無し。
大きな問題なく、公式練習セッションを終えます。
SGT LOTUS EVORAのベストタイムは、加藤選手が出した2分00秒362。
これはGT300クラス全体10番手。
久しぶりのSGT LOTUS EVORAドライブとなった濱口選手。
ベストタイムは2分00秒550。
海外でのレース含め経験豊富なためか、
久しぶりのSGT LOTUS EVORAとは思えない走りをいきなり披露します。
一方、高橋選手はいまいちリズムに乗りきれず、ベストタイムは2分03秒781。
朝の雨の影響でドライでの走行時間が減ってしまった影響は少なからずあったでしょう。
鈴鹿サーキット上空、お昼ぐらいからは晴れ間が見えてきます、
気温も昨日の搬入日ほどは暑くなくて、30度程度。
そして午後、予選の時間を迎えます。
朝の公式練習セッションでの走りから、Q1は濱口選手が担当。
SGT LOTUS EVORA初ポールポジションとなった2015年の鈴鹿でもQ1担当した濱口選手。
チームの期待に応え見事Q1突破、ポールポジションへの原動力となりました。
その2015年の再現なるか!
期待が高まります。
予選Q1、セッションスタート。
多くのマシンがセッション開始直後にコースインする中、タイミングをずらしSGT LOTUS EVORAはピットを離れます。
コースインから数周、濱口選手は公式練習セッションでの自己ベストタイムを上回る1分59秒670を記録します。
その翌周も引き続きアタックラップへ。
セクター1・セクター2を自己ベストで通過。
ターゲットタイムに対してここまではイイ調子。
ところが鈴鹿サーキット一番西側のスプーンカーブでSGT LOTUS EVORAがスピン。
コースアウトはするも自力でコースへ復帰。
この時点でまだQ1残り時間は残っており、もう1周の計測ラップを行える時間はありました。
ここから再度仕切り直しアタックラップに入ります。
しかし既にタイヤのピークグリップは過ぎており、残念ながらこのラップでのタイムアップならず。
序盤に記録した1分59秒670からベストタイムは更新できず、17番手。
残念ながらQ1通過とはなりませんでした。
結果は残念な予選17位となりましたが、ドライバー・チーム共にマシンへの手応えは感じており、ポジティブ。
混戦の中団からのスタートとなりますが、レース距離は通常の2倍~3倍以上の1000km、173周。
6時間近くにもなるタフなレースです。
確実な走りで長丁場のレースを生き残り、一つ一つ上がってきてほしいですね。
そして8月27日、決勝日の予報ですが・・・
(情報:Weather Underground)
天候は心配ナシ。
予報を見る限りでは気温も昨日の予選日とほぼ同じくらいになりそうですね。
予選後は決勝へ向けマシンのメンテナンス作業が夜遅くまで行われました。
通常距離のレースとは異なり、決勝前日の作業量が多いのも鈴鹿1000kmの特徴です。
そして鈴鹿1000kmレースはチームやドライバーはもちろん、放送スタッフチームにとっても長丁場のレース。
長時間になりますが、由良社長含め放送スタッフチームの皆さんも決勝のレース中継宜しくお願いします!!
(画像:中島 秀之さんのFacebookより)
注目のSUPER GT 第6戦 鈴鹿1000km、レーススタートは本日お昼の12時30分です!!
2017 SUPER GT 第6戦「第46回 インターナショナル SUZUKA 1000km “SUZUKA 1000km THE FINAL”」。
詳細情報は、下記のSUPER GT公式Webサイト、そして鈴鹿サーキット公式WEBサイトのページをご覧ください。
SUPER GT公式Webサイト
鈴鹿サーキット公式WEBサイト