2017 SUPER GT Round 4
日曜の決勝日。
前日までの予報通り、朝から雨となったスポーツランドSUGO。
この日最初のSUPER GT走行セッションとなる12時55分からのウォームアップ走行の時間帯は雨の中のウェットコンディションで走行となりました。
日曜午前は時より雨足が早まる時間帯もありましたが、このウォームアップ走行セッションの間に雨は次第に弱まり始めます。
ウォームアップ走行後、決勝レースのスタート進行のため全車グリッド着く段階、雨はほぼ上がります。
ウォームアップ走行、そしてグリッドへ向かうラップではウェットタイヤでの走行を行ったSGT LOTUS EVORA。
マシンがグリッドに着き、ここから14時30分の決勝レーススタートまでは1時間弱。
既に雨は上がっていたこともあり、その間に行われたグリッドウォーク中に路面がやや乾きだします。
この路面状況を見て、SGT LOTUS EVORAはグリッド上で一度スリックタイヤへ交換します。
ところがここで再び雨が降り出します。
スタート直前、チームは再度ウェットタイヤへの交換を決断。
SGT LOTUS EVORAは再びウェットタイヤを装着。
スタートドライバーは高橋選手が担当。
最後列となる27番手グリッドからレースに臨みます。
そして2017 SUPER GT 第4戦、レースがスタート。
レースは序盤の5周目、最終コーナーで35号車のTOYOTA 86 MCがクラッシュ。
早々セーフティーカーが導入されます。
そして10周目にレース再スタート。
SGT LOTUS EVORAは序盤で順位を22位まで上げ23周目にピットイン。
加藤選手へドライバー交代します。
給油、そしてタイヤは交換を行いますが、このタイミングでは再びウェットタイヤを装着。
SGT LOTUS EVORA、戦列に復帰します。
レースも中盤に入ると、雨は止み、レコードラインが徐々にドライへと乾き始めます。
スリックタイヤに交換するチームも出てきた中、GT300クラスのマシン同士が接触。
そのうち1台がコースアウトしたことにより再びセーフティーカーが導入されます。
サーキット上空、再び雨が降り出しそうな空模様ではあったものの、フロントタイヤの摩耗を加藤選手が訴えていたため、セーフティーカー明けの48周目に2度目のピットイン。
ここでタイヤをウェットタイヤからスリックタイヤへ交換、ピットアウトします。
ところがピットを出たアウトラップの3コーナー。
SGT LOTUS EVORAは他のマシンとの交錯を避けたところでスピン。
そして3コーナーのイン側へクラッシュしてしまいます。
マシンはフロント部を大きく破損し、これ以上の走行は不可な状態に。
残念ながらここでレースを終えることとなりました。
2017 SUPER GT 第4戦、こちらは決勝レースのハイライト動画になります。
(動画:Youtube – MEDIA (SUPER GTの公式チャンネル) より)
次戦の富士戦までは中2週間。
マシンのダメージは軽くはありませんでしたが、すでにマシンは修復作業はほぼ完了。
今週末、富士スピードウェイでの第5戦へ向け、ガレージでは準備が進んでいます。
今週末行われます、2017 SUPER GT 第5戦 富士。
先週末の段階では台風接近の可能性もあり心配もされましたが、現時点で若干の雨の予報はあるものの直接的な台風の影響はどうやら避けられそうです。
第2戦、ゴールデンウイークの富士スピードウェイはかなり苦しい週末となってしまったSGT LOTUS EVORAですが、今回はどんな週末となるでしょうか。
SUPER GT 第5戦 富士、詳細情報は下記のSUPER GT公式Webサイト、又は富士スピードウェイ公式WEBサイトのページをご覧ください。
SUPER GT公式Webサイト
富士スピードウェイ公式Webサイト