2017 SUPER GT Round 3
2017年のSUPER GT、5月は2レースを開催。
今週末は2年ぶり、大分県・オートポリスサーキットでの第3戦です。
本日は搬入・設営日でした。
今回の第3戦からGT300の全マシンにクラッシュ時のドライバー保護を目的としたレーシングネットの取り付けが義務付けになりました。
レーシングネットは下記の写真の通りドライバーを挟むように左右両側に取り付けます。
(写真の角度で少々わかり難いですが、ドライバー左側にも取り付けてあります。)
他のFIAGT3マシンを使用したカテゴリーでは既に導入されているこちらのレーシングネット。
レース中継にてドライバー交代の際には度々映る機会がありました。
SUPER GTでのレーシングネットのレギュレーションは今シーズン前の技術説明会にて発表され、シーズン途中からですが今回の第3戦から予定通り導入となりました。
当然ですがこのレギュレーションはSGT LOTUS EVORAを含むマザーシャーシ組も例外ではありません。
FIAGT3のマシンに関しては既にレーシングネットを使用してのレース実績もありますが、こちらはそもそものロールケージ構造がレーシングネットを使用することを前提にできています。
ところがFIAGT3とは異なり、取り付けることを前提としていないロールケージ構造のSGT LOTUS EVORA。
そのため、今回のレーシングネットの取り付けには非常に苦労しました。
FIA公認のレーシングネットはいくつかのメーカーより数種類出ていますが、SGT LOTUS EVORAに取り付けることができたのは一種類のみだったとか。
なんとか取り付けることができ、無事新レギュレーションに対応、今回の第3戦に臨みます。
今後、オープンピットやピットウォーク等でマシンを見る機会には是非このレーシングネットにも注目・覗いてみてくださいね!
そして・・・こちらのピットストップボード、今回から少々リニューアルされました。
開幕2戦は白ベースのボードでしたが、第3戦からは今シーズンのSGT LOTUS EVORAカラーであるガンメタリックとなり、「LOTUS」のロゴが大きく入りました。
下記画像は開幕2戦のピットストップボードです。
ちなみにこちらのピットストップボードは、メカさんの手作りとなっています。
本日の搬入日、標高が高いオートポリスですが暑い一日となりました。
明日の予報も気温が高く暑くなるとのこと。
マシンはもちろん、スタッフも暑さに負けないよう明日からの週末しっかり頑張ります。
2017 SUPER GT 第3戦、詳細情報は下記のSUPER GT公式Webサイト、そしてオートポリス公式Webサイトのページをご覧ください。
SUPER GT公式Webサイト
オートポリス公式Webサイト