現場スタッフからの2016シーズン総括です。
少し時間は経ちましたが、
11月13日(日)の第8戦もてぎをもってSUPER GTの2016年の全レース日程を終了しました。
今シーズンの最終戦となる第8戦の決勝レースは途中リタイアという結果になってしまい、2016年シーズンの有終の美を飾るには至りませんでした。
(画像:Cars Tokai Dream28さんのFacebookより)
(画像:Cars Tokai Dream28さんのFacebookより)
今年のシーズンはマシントラブルやレース中のクラッシュが相次いで発生してしまい、SGT LOTUS EVORAの持つポテンシャルを結果に繋げることができず、非常に残念なシーズンとなりました。
改めて『走りきること』の大切さを実感させられたシーズンとなりました。
レース期間中や、レースとレースの間にマシンの修復に追われてしまい本来やるべきメニューを十分にこなすことができませんでした。
アップデートパーツの検証やセッティングの煮詰めなどやりたいこと、やるべきことはまだまだありました。
何かのきっかけでこの負のスパイラルから抜け出すことができれば状況は好転したのかもしれません。
そんな状況の中でもここ一発の速さはありました。
昨シーズンからのセッティングの積み重ね、シーズンオフに行ったエアロパーツのアップデートなどが効果を発揮してきたことが唯一のプラス材料のように感じます。
我々のマシンづくりの方向性そのものは大きく間違っていなかったようです。
この『速さ』を『強さ』に変えるには何が必要か…これが今シーズンオフの大きな課題となりそうです。
「レースで結果を残せるマシンづくりとは何か?」もう一度見直すことが必要なのかもしれません。
今シーズンSGT LOTUS EVORAを応援してくださり、ありがとうございました。
皆様の応援がチームの原動力にもなりました。
来シーズンはしっかりと結果を残すことができるよう、チーム一丸となって頑張ってまいりますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
(画像:Cars Tokai Dream28さんのFacebookより)
2017年のSUPER GTのスケジュールも既に発表になっております。
(2017年のSUPER GTスケジュールはこちらをご覧ください。)
2016シーズンを終えたばかりですが、
新しいGT500クラスのマシンに代表されるように、既に2017年に向けてSUPER GTは動き出しています。
ほぼ全チームが揃う3月のシーズン前公式テストまでは丸3か月以上ありますが、
それまでのドライバー・マシン・そしてチーム体制発表等、今から非常に楽しみですね!