ホットロッドセレナ・ゆらたく屋バージョン
第4回 「店長感激!マスターモデル完成!」
さっそく完成したマスターモデルを御披露目しちゃおう! どーです、イメージスケッチどおりのいい感じにできたでしょ。何十台、いや何百台とクルマを作ってきたけど、こうして自分のイメージがうまくカタチになったときは、とーっても嬉しいんですよ。みんなに大きな声を出して教えてあげたくなっちゃう。だから、今回は気持ち良く完成したホットロッド・セレナのマスターモデルについて、解説しちゃいましょう。
どーです。このボンネットの盛り上がり具合は。F100を彷彿させるかな?
まず、フロント!いやー、自画自賛させてもらいますけど、現代のクルマにフィフティーズのテイストをうまく盛り込んでいますねぇ。実はこのマスターモデルも最終的な市販仕様のグリルのデザインとはちょっと違っているんだ。ここから手を加えて上下をシンメトリーにしてオーバルのエンブレムを付けたんだけどね。オプションとして、ビレットグリルなんかも作ってみたいな〜。原稿を書いている今現在は、製品も完成しても販売間近という段階なのに、この写真を見るとほかにもやりたいことがいっぱい浮かんでくるんだよね。このマスターモデルっていうのは木型みたいなもんだから、この状態から更に切ったり盛ったりデザインの修正はできるんだ。
左が採用。右が不採用のもの。ウインカーまわりの違いがわかるかな〜?
例えば2枚の写真のウインカー部分を見て下さい。ひとつはウインカーまわりにボンネットのリブのようにヘリをつけているでしょ。結局、うるさすぎるように感じてやめちゃったけど、こんな感じでちょこまか変更して、ボクの気に入ったデザインにしていくわけです。
リアだってかなり変更されているんだヨ。たとえばロールパンのところね。サイドにレークパイプ(これはフェイクのマフラーなんだよ。次回以降詳しく説明するネ)を付けるっていうのに、ノーマルのマフラーが見えててヘンでしょ。実際の製品を作る際は、マフラーの出口を下向きにして、見えないように修正してあります。また、リアゲートの位置にあったナンバープレートは、ロールパンに移動。見えないようにフレームも入れてあり、法規に反しないような作りになっています。
リアビューのポントは可愛いスプリットウィンドウ。テールランプはコスト面を考えシンプルに。
テールランプはスケッチにも書いたようなデザインにしたかったんだけど、今の時点ではコスト的な部分で断念。だって、コンセプトはベース車両込みで100万円ちょっと、若い子でも楽しめるアメリカンなカスタムカーだからね。でも、これは格安のベース車両を見つけて、サスペンション交換などの作業を自分でしたときの話かな。正直なところ、程度のいいベース車両を探して取り付け作業もお任せ、仕上げにオールペン(全塗装)まで含めると150万位は覚悟しておいた方がいいかもしれないなぁ。
カスタムカーは凝り出すとキリがないけど、そのうち、ヒマになったらボクのクルマのために色々作って、そしてアフターパーツとして安くみんなに分けてあげれるようにしたいなぁ…夢は膨らむ一方だヨ。そーいえば、インテリアに関しては何にも考えていなかったけど、何かしら手を加えてみたいなぁ。あー、もう由良さんはクルマ作りに関しては終わりがな〜い。ほとんどビョーキの世界だね。
全体的なシルエットもなかなかでしょ?色もタイヤもノーマルでまだ見栄えは良くないけどネ。
さてさて、このマスターモデルに修正を加え、いよいよFRP製のカスタムパーツを作るための型取りに入ります。マスターモデルはカッコはいいけど、とーっても重い鎧みたいなもんだからね。セレナちゃんもお疲れ気味かナ?
次回はできたてホヤホヤのパーツを纏(まと)って、キュートに変身したセレナちゃんを披露しましょう。セレナにかかりっきりの毎日だったから、手塩にかけて育てた娘みたいな気分がしてきたヨ。では、次回までしばらくさよなら。セレナちゃん、キレイになって帰ってこいよ〜〜〜!!!
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