さて、メス型が完成したらいよいよカウル本体を製作する「貼りこみ」に入ります。
裏返したメス型の内側をきれいに磨き、出来上がったカウルが剥がれやすくなるよう離型(りけい)処理をします。これはテフロン樹脂やワックスなどを塗るんですが、これをしないとカーボンが固まったときに型とくっついて大変なことになります。
カウルとなるカーボンは、ドライヤーで暖めながらヘラを使って丁寧に貼っていきます。表面になる部分のカーボンを貼り終えたら、ノーメックス製のハニカム、そしてまたカーボンと重ねていきます。ハニカムはカウルの芯のようなもので、これでカウルの強度を支えます。両者は接着シートでピッタリと貼り合わされます。
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